- 松尾隆佑 [2014. 2] 「ステークホルダー・デモクラシーに何ができるか」『αシノドス』142.
拙文を寄稿した有料メール・マガジン『αシノドス』が配信されました.特集「民主主義をとらえる」の一部ということです.
私などにお声がかかるくらいなので,若手のラインナップになるのかなと漠然と想像していたところ,蓋を開けてみたらかなりの豪華メンバーで,場違い感のはなはだしさに恐縮しております.
内容は,ステークホルダー・デモクラシーについて何か書けということで,必然的に,自分の研究テーマの意義について一般向けに説明するようなものになりました.
以前(2010年)に書いた「ステークホルダー・デモクラシーの可能性」と題名・趣旨ともに近いですが,多少なりとも進歩が見られるようであれば幸いです(3年半かけてこの程度かと言われかねませんが).
購読してお読み頂くものなのでご笑覧下さいとも言いにくいのですが,とりあえず目次を載せておきます.
- 目次
- はじめに――利益政治は擁護できるか?
- なぜステークホルダーなのか? ――ポスト政治の政治主体
- 政治の脱領域化に対して
- 政治の周辺化に対して
- 脱政治化に対して
- おわりに
※追記(5/21):本ブログおよびPDFにて公開しました.