2016年に刊行された主な政治思想書を,コメントを付さずに羅列します.時系列ではなく,大まかに研究書(単著,論文集),一般書・教科書,翻訳の順に並べています.一昨年以前のものはこちらをご覧ください(2015年はありません).手元にあるメモを頼りにしていますので,抜けが多いと思いますが,ご了承ください.
西洋政治思想
- 武井敬亮『国家・教会・個人――ジョン・ロックの世俗社会認識論』京都大学学術出版会(プリミエ・コレクション 73).

- 戸澤健次『イギリス保守主義研究』成文堂(愛媛大学法学会叢書18).

- 神山伸弘『ヘーゲル国家学』法政大学出版局.

- 対馬美千子『ハンナ・アーレント――世界との和解のこころみ』法政大学出版局.

- 宇野重規『政治哲学的考察――リベラリズムとソーシャルの間』岩波書店.

- 猪木武徳『自由の条件――スミス・トクヴィル・福澤諭吉の思想的系譜』ミネルヴァ書房(叢書・知を究める 8).

- 山下重一『J・S・ミルとI・バーリンの政治思想』泉谷周三郎 (解説), 御茶の水書房.
- 中野勝郎 (編) 『境界線の法と政治』法政大学出版局(法政大学現代法研究所叢書 40).

- 仲正昌樹『ハンナ・アーレント「革命について」入門講義』作品社.

- 宇野重規『保守主義とは何か――反フランス革命から現代日本まで』中央公論新社(中公新書 2378).

- 堤林剣『政治思想史入門』慶応義塾大学出版会.

- フリードリッヒ二世『反マキアヴェッリ論』大津真作 (監訳), 京都大学学術出版会(近代社会思想コレクション 17).

- プーフェンドルフ『自然法にもとづく人間と市民の義務』前田俊文 (訳), 京都大学学術出版会(近代社会思想コレクション 18).

- ニコラス・フィリップソン『デイヴィッド・ヒューム――哲学から歴史へ』永井大輔 (訳), 白水社.

東洋政治思想
- 高山大毅『近世日本の「礼楽」と「修辞」――荻生徂徠以後の「接人」の制度構想』東京大学出版会.

- 松田宏一郎『擬制の論理 自由の不安――近代日本政治思想論』慶應義塾大学出版会.

- 河野有理『偽史の政治学――新日本政治思想史』白水社.

- 何鵬挙『政道と政体――近代日本における中国観察』勁草書房(現代中国地域研究叢書).

- 嵯峨隆『アジア主義と近代日中の思想的交錯』慶應義塾大学出版会.

- 米原謙 (編) 『政治概念の歴史的展開 9巻 「天皇」から「民主主義」まで』晃洋書房.

- 三谷太一郎『戦後民主主義をどう生きるか』東京大学出版会.

- 朴忠錫『韓国政治思想史』飯田泰三 (監修), 井上厚史/石田徹 (訳), 法政大学出版局.

国際政治思想
- 篠田英朗『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』風行社(風のビブリオ 3).

政治哲学・政治理論
- 若松良樹『自由放任主義の乗り越え方――自由と合理性を問い直す』勁草書房.

- 金野美奈子『ロールズと自由な社会のジェンダー――共生への対話』勁草書房.

- 山本圭『不審者のデモクラシー――ラクラウの政治思想』岩波書店.

- 後藤玲子 (編) 『正義』ミネルヴァ書房(福祉+α).

- 田中拓道 (編) 『承認――社会哲学と社会政策の対話』法政大学出版局.

- 市田良彦/王寺賢太 (編) 『現代思想と政治――資本主義・精神分析・哲学』平凡社.

- 森政稔『迷走する民主主義』筑摩書房(ちくま新書 1176).

- ヒレル・スタイナー『権利論――レフト・リバタリアニズム宣言』浅野幸治 (訳), 新教出版社.

- 広瀬巌『平等主義の哲学――ロールズから健康の分配まで』齊藤拓 (訳), 勁草書房.

- オノラ・オニール『正義の境界』神島裕子 (訳), みすず書房.

- ロナルド・ドゥオーキン『民主主義は可能か? 新しい政治的討議のための原則について』水谷英夫 (訳), 信山社.

- イリヤ・ソミン『民主主義と政治的無知――小さな政府の方が賢い理由』森村進 (訳), 信山社.

- ジョナサン・ウルフ『「正しい政策」がないならどうすべきか――政策のための哲学』大澤津/原田健二朗 (訳), 勁草書房.

※2017年1月2日,追記.