Sunday, October 27, 2013

政治と理論研究会 第12回


下記の要領で研究会を開催します※終了しました.

参加希望の方は,kihamu[at]gmail.com まで予めご連絡下さい.

なお,本研究会は法政大学大学院政治学専攻委員会と共催です.



    • 報告者:何鵬挙 (法政大学 博士後期課程)
    • 報告題名:「自民党政権時代における立法過程についての再検討――中日比較という視点から」

    • 報告概要(予定):

       本報告では,自民党政権時代(一党優位期から連立期まで)の立法過程を法案の起草,与党審議,議事運営,審議過程の四つのサブ過程に分け,新制度論の観点から中国の立法過程との比較分析を行うことによって,立法過程が持った政治的意味を明らかにする.政権党が政権の維持・強化のために公式なルールの改正や非公式な慣行の形成を主導するとの仮説が正しいとすれば,政党システムが競合的であるか非競合的であるかにかかわらず,制度構築に影響力を保持する政権党の地位が長期にわたって維持された場合,構築される制度は似通ったものとなるであろう.報告ではこの仮説を検証し,制度の違いが存在するならば,それはどのような要因から説明できるかを検討する.さらに,その検証結果を踏まえて,自民党の政権陥落の背景についても考察を加えたい.

    • 討論者:山口希望(法政大学 博士後期課程)



1 comment:

Share